「…ここは?」

目を覚ますと、そこはどうやら病院のようだった。

頭を動かせば、激痛が走る。

「笹川!!」

「魅南!!」

「魅南ちゃん!!」

木村、友里恵、清継が、私の顔を除き込んだ。

「何で…私…どうしちまったんだ?」

「笹川…覚えてないのか?お前、頭や色んな所から血を流して倒れてたんだ」

「魅南、大丈夫…?」

「魅南ちゃん…」