「当たり前じゃん。よろしくな♪」



俺が玲の髪を撫でて言うと玲は顔を赤くした。




初恋は実らないって誰かが言ってたけど実ったじゃん。




ずっと好きだったんだから。



これくらい報われたっていいよな?





それから俺たちはすごく幸せだった。


試合の後に一緒に帰ったり、デートしたり。




こんなにいいもんなんだなぁ・・恋愛って。



玲の笑顔を見るたびに俺はそう思った。