「ーー~♪」

鼻歌が聞こえる。



あの子歌うまいなあ・・。




「すげえ、うまいっすね。・・歌。」



女の子はびっくりした顔をして俺の方を見た。



「・・歌好きなんです。だから、よく歌ってて。」



少しハニかんだ笑顔が可愛い。




「ボーカル、なってもらえませんか?」