「最低!別れるに決まってんじゃんっ。」



女の子はそう言って俺の部屋から出て行った。



はぁ、めんどくせえ。



自分こそ一回寝たくらいで彼女気取りすんなよ。




俺はワックスで髪をセットした。




愛だの恋だの


そんな嘘臭ぇセリフを言われるよりは



体だけの関係の方が信じられるけど。



俺は部屋を出て学校へ向かった。