「酷いっ!昨日付き合ったばっかなのに!」



水を入れたばっかりのコップを女の子が取り上げる。



ふざけんなよ・・。



名前を知らねえし。



まあ、俺酒グセ悪いしなぁ。





「ごめん。覚えてねえから、別れて?」




俺は適当に謝って別れようと思っていた。



それなのに女の子がコップを俺に向けた。




はぁ・・・?


俺はびしょ濡れになっていた。