俺はどーしても許せなくてそのまま玲と別れた。



好きだって思ってもそれだけじゃダメなんだ。



涙がでそうになった。



好きだったのに、あいつは俺を好きじゃなかった。




俺が一人で浮かれてただけだったんだ。



楽しかったはずの思い出も全部が嘘だった。




やっぱり初恋は叶わないんだ。



俺はうつむきながら歩いた。




「隼人!!」