この小説を読んで頂いた方に、まず有り難うございます。


涼也の事を書くキッカケになったのは、もっと私を強くしたいと言う理由からでした。


沢山の方に障害を持った家族も世の中にはいっぱい居るんだと、そして頑張っているんだと言う事を知ってもらう事で勇気付けられると思いました。



もしかしたら自分の子供の事を小説に書くなんて……と、良く思わない人もいるかも知れない…って、思うとやっぱり書くのを止めようかな―――とも思ったりもしました。


だけど沢山の方に知ってもらって沢山の方の励ましの言葉や、理解や助けて頂く事で障害を持った家族は勇気をもらえるので私は、事細かく書きました。



普通なら子育ても、いづれは終わり大切に育てた子供の独り立ちに嬉しく不安もあったりでの生活が普通なんでしょうが、障害を持った家族は違います。


親が年老いて障害を持った子供を見れなくなったら一体どうなるんだろう・・・とか、年の順で私たち親が先に逝ってしまった後は障害を持った子供はどうなるんだろう・・・なんて随分と先の事も考えてしまいます。