出席番号が2番の飯田さんは
驚いた様子でドだよ、言った。



あたしは飯田さんに思いっきり嫉妬する。
あたしも安藤と喋ってみたい!!



てゆーか、安藤なんか抜けてて可愛い!



「ありがと。」



そう言うと、安藤はリコーダーを持った───



「ドってどうやって吹くの?」



なっ....!
あたしは絶句。
みんなも絶句。



飯田さんは穴を全部塞いで安藤に教えている。
羨ましい....



「ありがと。」






そう微笑むと、安藤はリコーダーに
口を付け、思いっきり吹いた───






ピィィィィーーーーー!!