そのあとも高嵬先輩とは相変わらずだった。


でもきつい言葉の裏に優しさがあることもじょじょにわかっていった。


『なぁなぁ千晶〜?私ずっと思とってんけど…高嵬先輩って千晶の事好きなんちゃうん?^^』


『ブッッ!!』


お昼休みにくうにいきなりそう言われ私は思わずのんでいたミルクティーを吹き出してしまった´`;



『な…!!何言い出すん!くうってば`´☆』




『だってーなんか高嵬、千晶と話してる時だけ顔赤いしなんかぎこちない感じじゃん!』





それはそうだけど…






『それは…私のこと嫌いなんちゃう?』



そうそう




あいつが私のこと好きなはずがない!!




『てか私…好きな人いるもん!』




『えーっ!?ほんまに?だれさー??』









『む…向井先輩。』





そう。





これは確実に恋だ





優しくてかっこよくって…





私みたいなんが好きとかめっちゃおこがましいけど…きづいたら好きになってたんだ。






『えーっ!向井先輩?ハードル高っ!!!』