「あ?!何だよ、いきなり!」
帰り道、争介の驚いた声が響いた。
「うるせ−よ、争介。もう少し静かに喋れ」
千尋の冷静な口調
「だって、コイツがいきなり!」
それに反論する争介
兄弟っていうより親子みたいな2人(笑)
「何ムキになってんの?ただ彼女とかいたことある?って聞いただけなのに」
追い討ちを刺すアタシ
昼間のことが気になったアタシは結局、争介に聞いてしまったのだ
そして今に至る
争介は何が何だか分からないというような驚いた顔をしている
焦ってるのかな?
「別にどうでもいいだろ!」
おおざっぱな答え
「何でよ!教えてくれてもいいじゃん!」
引き下がらないアタシ
「大体、何で急にそんなこと聞くんだよ?!」
うっ…それは…
アタシが争介を好きかもしれなくて…
それで、少し気になったから…(汗)