私のクラスは…S。
S!?


「神楽!何が良いの!?
ねぇ!!ねぇねぇ!!」


「全てよ。顔・脳・性格。
この3拍子が揃って初めてSクラスになれるの。
所で…千菜は何組?」


顔?脳?性格?この学校はおかしい。


私が…有り得ない。


有り得ないと思ったからもう一度クラス分けの紙を見た。


「か…神楽。私…Sクラスだ…よ。」


そう言って神楽を見たら神楽は口をあんぐりと開けていた。


「…いじゃん。」


神楽が何か言ったけど私は聞き取れなかった。


「えっ?」


もう一度聞くため、私は神楽に問いただした。