試合には男女とも勝ったものの


あたしは、自分という壁を乗り越えられずに
自分に負けていた。


何回か話すチャンスはあったはず...

なのに。

央)「はぁぁぁ」

葵)「ちーか!どーした?
   試合勝ったのに。あのパスミスなんて
   気にすんなよ?」

央)「うん。ありがと!!」

葵)「6試合目も頑張ろうね!
   あぁ!男子の準決始まるよ!!!」

央)「うん!!いこっ。」


もしつぎまたチャンスが巡ってきたら
絶対、逃したくない。

がんばって、勇気だそう・・・。



千晶)「男子勝てるかな?」

玲)「だいじょぶだって」


やっぱかっこいい・・。




男子は相手をダブルスコアで下した。

央)「すごーい。」

葵)「ウチらも頑張んないとね!」

千晶)「男子おつかれ!おめでとーー」

春樹)「女子も決勝行けよ!」

千晶)「うん!!!」



もう少しであたしたしの試合が始まる。