「今まで､美鈴からの相談､俺､色々聞いてきただろ?その…､ｺｲﾊﾞﾅとか…?」

「う､うん｡」

どうしたんだろう?やっぱり､相談を聞くのが嫌だったのかな?
今まで我慢さしてきてたのかな?
相談っていっても､愚痴とかがほとんどだったし…｡



「もう､美鈴の恋愛相談は聞きたくないんだ｡」


予想は半分だけあっていた｡


「普通の相談はいい…の?」


聖が静かにｺｸｯと頷く｡


頭が混乱してきた｡
何で､恋の相談だけはﾀﾞﾒなんだろう?


「やっぱり何で､俺がこんなこと言うのか分からないんだね?」

恥ずかしいけれど､分からない｡
今度は私が頷いた｡