『なんだろ〜?』

「あれじゃん、転校生だろ」

『あー!
そーいえば みゆ達も
見に行くって言ってたなー』


人だかりの 真ん中には
背が高くて、日焼けをした
澄んだ瞳の男子がいた


わたしはその澄んだ瞳が
どこか懐かしいような気がした

吸い込まれそうな瞳を
完全にみすぎた私は

彼と目が合いおもいっきり驚かれた



…やば。みすぎた。(笑)


「何みとれてんだよばーか」


『み、みとれてないよ!!!』


たくみと こんなことばっかり
言いながら教室に戻った