体育館に着くと、吹奏楽部の軽やかな音楽と共に、入場し始めた。



イスに座り、黙っていると、隣に座った女の子に話しかけられた。



「吹奏楽部、演奏上手だね。」



「えっ、あっそうだね。」



そこで話は終わった。



そのあとは、校長の長ったらしい話や、職員紹介などをあくびをしながら聞いていた。