俺が目を覚ますと、千幸がじっと俺を見ていた。
「大丈夫か?」
「……」
「…千幸?」
「……」
千幸は無言で俺をじっと見るばかり…。
お―い…千幸?(汗)←
少し俺が焦っていると千幸がポケットからハンカチを取り出した。
………?
すると、千幸は無言のまま俺の口をハンカチで拭き始めた。
「…んぐ………っ//」
なんかはずい…、
千幸は真顔のままだし…(汗)
ひとしきり、俺の口を拭くと、千幸は満足したように笑顔でこう言った。
「きれいになった♪
けど―…、」
千幸はその後の言葉を言わずに俺の唇に自分の唇を重ねた。