ごろんとコンクリートの上に横になった。 「はぁ……」 何イラついてんだろ… 俺はそのまま眠ってしまった。 ―――…… 『ちゆきちゃん』 『ひなたくん』 『ぼくね…ちゆきちゃんがだいすき!!』 『ちゆきもひなたくんだいすき!!』 『だから、おおきくなったらけっこんしてください!!』 『うん!!』 ―――…… 「…ん………」 目を覚ますと青い空が広がっていた。 懐かしい夢みたな… その時、屋上のドアが開いた。 ガチャッ