「…ん?」 パジャマ姿でまだ顔が赤い千幸。 「…大丈夫…か、?」 すっと千幸のおでこに手をあてた。 …まだ、熱あるな。 「だ…大丈夫っ//」 千幸は俺の手を払った。 …そんなに嫌か… 「そか…」 「うん…」 気まずい雰囲気が流れる。 「早く、治せよ…?」 「うん…」 「…っ……じゃあ…」 千幸が窓を閉めようとした。 パシッ 俺は千幸の手を自分の手で止めた。