もしかして… …男として 見られてんのかな…… …それなら嬉しいけど。 ま…そんな夢みたいなことあり得ない…な…。 俺は階段をかけおりて カバンを手にとった。 「いってきます」 「日向〜ご飯は?」 「わりぃ…朝練」 「じゃぁ…これ持っていきなさい♪」 おふくろが差し出したのはのりをまいたおにぎり。 「…サンキュ」 そのおにぎりを手にとり 玄関をでた。