毎日見てたのに、ずっと入院していて、制服姿は見れなかった。 「もう…//いつも見てるじゃん。早く行こ?」 グイッ 「おわっ…」 千幸は俺の手を勢いよく引っ張り、そのまま学校に向かった。 ──… ─… 「わぁ〜、久々!」 「部室、のぞいてく?」 「あぁ…うん!」 千幸は校門をくぐるなり、目を輝かせた。 今日は土曜日で学校は休みだ。 俺はそんな千幸を見て、くすっと笑った。