俺の目から、雫が落ちた瞬間…、 …―ッパ… …―っえ…? 一気に遊園地中のイルミネーションがつき、視界がかなり明るくなった。 赤、青、黄色…と見とれるほど、きれいだ。 「……」 「…っ…」 千幸と俺は思わず、イルミネーションに見いっていた。 「日向……」 しばらくすると、千幸が口を開いた。 「…好き…って…それだけじゃ…だめなんだ…ね」