「…ひ…日向」 ほんのり赤くなってる頬。 …どこのどいつが染めたんだ…? 心なしか目は潤んでる。 …なんだよ…その目は… 「水…今から入れるから 待ってて!!」 「……」 無言の俺をおいて、 千幸はグランドへ水を持っていった。 『そんなにうじうじしてると千幸ちゃんとられちゃぅぞ』 凌の言葉がよみがえった。 凌の言う通りだな…。 ……くそ…っ