「千幸ちゃんのとこに行ってたの…?」 机を片付けながら南は言った。 「ぇ……あぁ、うん」 俺は少し驚いた。 「そか…」 「……」 南の横顔はどことなく寂しげで… 目を潤ませていた。 俺は少し罪悪感に襲われた。