「はぁ………」 病室の窓から外を見ながら思わずため息…。 今頃、文化祭かぁ…。 行きたかったなぁ… それに… まだ実行委員の仕事が終わったわけじゃないし…。 南ちゃんの顔が頭に浮かんでは消えるの繰り返し。 「日向…ど―してるかな?」 思わずぽつりと呟いた。