「千幸…ごめんな?
南とキスしちまったし
昨日、無理やり押し倒したりして」
「…いいよ//
消毒した…し…っ//」
日向はよりいっそう私を強く抱き締める。
「キス…めちゃくちゃ嬉しかった…//」
日向は真っ赤になって言う。
つられて、私まで真っ赤になった。
「ぅん……//」
私がうなずくと日向は私を向かいあわせにした。
顔がぁ――///
さらに上がる私の体温。
「けど…足りないな…♪」
へ!?//
「千幸、まだ消毒できてないよ…?」
日向は意地悪そうな顔で私に言う。
それは…
つまり…
キスしろと!?//
「大丈夫だよ…っ//」
「大丈夫じゃなぃ」
「ちゃんと拭いたし…//」
「足りない」
私が真っ赤になって下を向いていると、日向が私のあごを上に向かせた。
「千幸……?
してくれないの?」