「巧太!?どうしたの!こんな雪の中!!」



「亜希菜に逢いたくなっちゃった」


巧太はニコッと笑いほんのりピンクのほっぺをふくらませた



…………可愛い




「逢いたくなった??」


あたしが首を傾げると


「………俺ね…………亜希菜のこと好きなんだ……」

優しく微笑みながら巧太は言った



「巧太っ………」


私の目からは、涙がぼろぼろと流れた。



巧太は優しく私を抱きしめた



「好きだよ………。巧太。」