一人複雑な気持ちでいると巧太くんが窓から覗いていた


「よっ」

ニカリと笑う巧太くん




「うわ!巧太くんかぁ!びっくりしたじゃん!」



すると、巧太くんが寂しそうな顔をした



「どしたの?」


私は巧太くんに近づき顔を覗いた



「…………俺のこと巧太でいいから…。亜希菜。」

亜希菜って呼ばれた途端、私と巧太くんとの距離が近づいた気がした

「わかったよ〜巧太!」


私は巧太に笑顔をむけた



巧太の顔はほんのりと赤かった