――――数日後
私と巧太くんは仲良くなっていた
好きな音楽の趣味とか
好きな食べ物とか
好きなものが似てて
話しがあう
帰り道、コンビニに溜まったって話したり
メールしたり
放課後二人の時間が
私にとって1番幸せな時間になっていった
あの日が来るまでは、私達は普通の仲良しの友達だった………
「ねぇねぇ、亜希菜〜♪」
「なに?星乃」
星乃が不気味な顔してしゃべりかけてきた
「亜希菜ってさ………巧太くんのこと好きなの!?」
「えっ、何急に!!」
「だって、亜希菜最近ずっと巧太くんの話しばっかだし〜〜」
「そっ、そんなことないよ、巧太くんはただのいい友達だよ?」
私の胸が高鳴る
「亜希菜、なんか変だよ?
」
「えっ」
「焦ってるから。巧太くんモテるらしいから、告るなら早くしたほうがいいよ」
「でも、私は恋とか…」
「しないとか言わない!いつまでも前の恋引きずるな!」
私の肩をぽんぽんと叩くと教室をでていった。