「俺のこと、亜月でいいからな?由緒……………。」


「亜月っ…………。」



と涙ぐむ声でしゃべりだす由緒



離れるとなぜか俺から手を繋ぎ歩きだした



今日は積極的だな…………。



由緒の家入っちゃうか?


一人暮しだったらだけど




「着いたよ……。」


高そうなマンションに住んでるな。


「一人暮しなの?由緒は」

「うん」


金持ち〜


チューぐらいしてぇな


「今日、泊まっていいか?」


「いいけど、家大丈夫なの??」


「大丈夫。」


自信ありげに答える俺ににこりと笑い


階段をのぼり始めた