玲央とぶつぶつ言い合いながらも、本当に置いていかれちゃうのは嫌だったから急いで朝ご飯を食べた。
食べ終わると部屋に戻り洋服に着替え、
着替え終わるまで部屋の外で待っていてくれた樹が後から部屋に入ってきたから、
『覗き見した?』って言ったら、意地悪く笑って『しねぇよ、ばーか』って言われた。
樹もその後着替えて、支度が終わってから家族と樹で家を出た。
すると、隣の樹の家からも樹のお父さんとお母さんが出てきた。
「おはよう。なんか今日はごめんね?」
「何言ってるんですか?逆に送ってくことしかできなくて申し訳ないです」
「そんなことないよ。本当に助かる」
樹のお母さんとあたしのお母さんも、樹とあたしが知り合ったときに知り合ったから、そのときから仲が良い。
紫音のお母さんは仕事をしてるため忙しいから、2人でよく出かけてた。
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