また、振り出しに戻った。やっぱ、8割じゃない、10割でいいぐらい。




 「はぁ・・・。何でそんなにチョコ食べさせたいの??」




 「それは簡単!俺が好きだから!!」




 「そっか・・・。でもさぁ、あたし・・・」




 「あっ、あのさ!!」




 あたしが、断ろうとした時、それを遮るように言った。





 「・・・何?」




 「質問していい?」




 なんだか、急にマジメに言ったから、ちょっとドキッとしたのは言うまでもない。




 「何??別にいいけど・・・」




 「あのさっ!」




             ガララッ




 ドアが開いて、保健の先生が来た。