君に振られることを覚悟していたけど、君はむしろ僕と一緒に病気と戦うことを選んでくれた。

僕は頼りにされてるようでとても嬉しかった。


君は辛いことも嬉しかったことも全部書いてくれた。

僕はあまり自分のことを書かずに君への返事を書いていた。


ある日の君の日記は僕への不満だらけだった。


「こうちゃんはいっつもあたしのことばっか。
あたし、こうちゃんの話聞きたいよ?
学校のこととか、バイトのこととかいろいろ!

こうちゃんはそんな気ないと思うけど、気遣わせてんのかなとか思っちゃうし・・・


こうちゃんのばか!!!!!!!
大好き のん」