君に告白したあの日。

僕は君をありがちな校舎裏に呼び出した。

君は1人で待っていたね。


『あのっ・・・
ずっと好きでした!
付き合ってください!!!』

僕が頭を下げると君はクスクス笑った。


「はい。」

その言葉が嘘のようで僕は勢いよく頭を上げた。


『・・・ほんとに?』

「うん。橋本くん見てて飽きないし。」

『ほんとのほんとに?』

「もーしつこい!!
こうしたら信じる?」


そう言って君は近づいて僕のファーストキスを簡単に奪った。