「ゴホッゴホッ…う゛っ…はぁはぁ」




頭がくらくらしてはきそうになる。


酸素を一気にとりすぎたんだろうか?




「大丈夫か?!」




陽があわてて私に近づき背中をさすってくれる。




「お前…どうなるかわかってるよな?」


「えっ、いや!」




慌てふためく男。


陽は一体何をする気だろう?




バキッ




痛そうな音がして突然男はその場に倒れた。