「ごめん、言い抜かり…。
一週間前に電話かかってきたと思ったら、昨日決まってね。」


「男来んの?」


嫉妬心丸出しだ…。

「来る…よ?」


「そ…なんだ。」


何か、ビミョーに気まずい空気…。


「元カレとか…いたりして…。」


「分かん…な…」


最後まで聞く事をせずに、直の唇を奪ってやった。


勝手な男の嫉妬。


久しぶりに逢った結喜に、少しドキッとした自分の事は、差し置いて…。