「大家さーん!!」

このアパートの一階にいる大家さんの所に向かった。

聞いて、聞いてぇぇ!

「なぁに?」

大家さん…金剛幸枝さん。チョー美人で25歳。大人って感じだけどキレると鬼のように。

でも、あたしの親代わりなんだよね。うちの親…世界を飛び回ってるから、あんま帰ってこないからねぇ。

その親の代わりにあたしを育ててくれてる。料理と掃除をしてくれる。

部屋はタダ!!

「あたしのお隣りさん変態だよ!」

「変態?ふふふ」

「なんで笑ってんの?」

「あの人はね、私の友達だから大丈夫」

友達ぃ?!
あの変態と友達?ありえない。
友達だからと言っても変態は変態なんだよっ!