「さて、何をしてもらうかな」


目の前の男は…悪魔みたいな笑顔であたしを見ていた。

ま、ま、まさか!


「あ、あああ…あんたぁ!」


「ああ?」


思い出したくもない、昨日の悪夢。

髪はボサボサ、ダサいメガネかけてた変態を。


「夏ちゃん」


「どうしてっ…」


「教師だから」


分かってるっつーの。
ただ、あんたは…昨日の?


「昨日、変態扱いされた滝口龍です」


たたたた、滝口ィィィ!!