「真田」


「はい?」


「後でそのパソコン見してくんない?」


「うん、あ、でもデスクトップのパソコンだから、今度家に来て」

「わかった」



クレイジーハンターの実物。


興味があった。興味だけでは足を踏み入れてはいけないと分かってはいたが。



それに…



第2の瀬口や、


第2の田原を作ってはいけないと。



クサい正義感が働いていたのかも知れなかった。






止めたかったのだ。