冬の匂いのする朝。 果歩ゎいつも懐かしい気持ちに包まれる。 ちょっと寒くて身震いしながら,果歩は思いっきり冬の匂いを吸い込む。 あぁ… 中学3年生の頃の冬の朝もこんな匂いがしてた。 その時も私は佑君の事を想ってた。 そんな事を思い出さずにはいられない朝。 私ゎ今年,社会人1年生。 つい最近,19歳になったばかり。 佑君も一緒。 私たちが今一緒にいるのは奇跡だよ… いつも思う。