知らない人にも話し掛けられるし…。


戸惑うあたしは愛想笑いしか出来ないしっ。


「でも、朱莉頑張ってるじゃん。」

あたしの頬に優しく触れる翼にドキンと胸が高鳴った。


この控室もいつ誰が来るかわからないのに…。


あたしは翼の瞳に吸い込まれ…、甘いキスをする。


ドキドキ…。
ドキドキ…。


こんな所でのキスは…尋常じゃないくらい心臓の鼓動が早い。