陽気な課長はほっぺを赤くして、あたしの肩をバシバシ叩く。


課長…。
もう既に酔っ払っていらっしゃいます??


ハァ。
大きな溜め息を吐くあたしを後ろから誰かが引っ張る。


へ?
誰?


人込みを抜けて、控室に連れ込まれてしまった。


「朱莉!大変だなぁ…。」


「なんだ~翼だったのか!もう大変、大変っっ!!」

部長と課長に纏りつかれちゃうし…。