「最近、社長が野田さんを呼び出したり、営業に同行したりと…今から思えばこう言う事だったのか!」


「…は、はい…。」


苦笑いしか出来ないあたしは、部長から逃げようとしたら?


「野田さん~!」

笑顔で現われた支社の課長。


ひぇーっ!
また?


「元気にしてたかね?」


「はい…。」


「野田さんが横山君の婚約者だったなんて、ビックリだなぁ~」