「野田朱莉と申します!」


ガチガチのあたしは何とか名前を無事言えた。


この展開に頭は着いて行かず、ただアタフタしているあたしに、


「秘書になって上げてね?」


東洋コーポの社長はそんな事まで知ってるの?


返事に困るじゃん??
なんて言えばいいの~?


豪華な応接セットに促され…着席!

どれだけ?
緊張してんの…あたし!!