やばいなぁ…。
なんか怖そうな子を敵に回してしまった気がする。
だから、
「私…邪魔だね。さよなら」
そう告げると私は群がっている中に入って自分と怜の名前を探した。
「えっとぉ…――。あった!!」
2年B組が私で…D組が怜か…。
離れちゃったよ、汗
怜に報告だ、
「れーいー♪お待たせ、」
「遅いよー」
「ごめん、ごめん。なんか亮貴って人に押されて口喧嘩してた」
「亮貴ってあの?」
「知ってるの?」
「…逆に聞くけど知らなかったの?」
「知らなかったよ!?」
「結構有名だよ、1年間も一緒にいたのに知らなかった人いないよ、亮貴くんについては」
「まじ?」
怜はため息を出した。
「で…どうだったの?クラス」
「あー!!離れちゃった
私はB組で怜はD組だった」