日曜日、久々に香苗とデートだった。


香苗が可愛すぎる。


なんつう格好してるんだよ。


いつもよりドキドキするし。


てか、イライラもする。


香苗は、俺のモノって見せつけたいから、香苗の手を握りしめた。


そうするのが、精一杯だった。


香苗に変な虫がつかないようにするのに必死だった。

だから、映画を見ても覚えてない。


「飯、どうする?」


てか、香苗をジロジロみんなよ。


香苗は、俺のモノなんだから。


「なんか食べたいかも。」

香苗の笑顔はかわいい。


「じゃあ、なに食べる?」

やべっ。


聞こえたかな?


香苗を見てる男に対して、イライラが募り舌打ちしてしまった。


「紘、ごめん。レポートやらなきゃいけなかったんだ。」


急になんだよ。


「あっ?そうか.....」


それ以上なにも言えなくて俺たちは、帰ることにした。