「そうか....今日は香苗ちゃんが来る日か。」


秋が思い出したように言う。


「よく覚えてんな?」


「そりゃあ、バイトが一緒ですから。」


たまに、こいつが憎く感じる。


香苗の週3日の2日は、秋と被ってるんだ。


俺より、会ってる気がたまにするんだ。


「香苗と話すな。」


俺は、軽く睨みをきかした。


「無理だから。」


秋の奴、愉快そうに笑うし。


ありえねぇ。


「また、嫉妬?」


姫木の奴完全に呆れてるし。