「とりあえず
泣いてる暇
ぢゃないでしょ!!
不幸にならない
為にも走るよっ!!」

「うん!!」

お互い、
手を握って
スーパーへ向かった。


スーパーに着くと
安売りに敏感な
オバチャンたちが
並んでいた。

「ぃちお、
間に合った…
みたい??」

ハァハァ息を
切らしながら
02人で並び待つ。

「何か…ゴメンね??
迷惑掛けて…」

由宇が
申し訳なさそうに
謝る。

「ううん、大丈夫。
それより体大丈夫??」

「大丈夫だよっ☆
恋ちゃんのお陰で
痛みも飛んだし♪」