放課後、 終礼が終わって 席を立つと 廊下でァタシの 帰りを待つ由宇。 しかも暇なのか 分かんないけど ずっと空ばっか 眺めてる。 「由―宇!! 何空眺めてんの?? 帰ろ―よ」 肩をポンと叩く。 「ぁ、恋ちゃん」 微笑ましいスマイル。 すっげぇ可愛すぎ。 女のァタシですら 負けた感じがする。