「...は?」

由美はあまりの驚きで
ものすごい顔をしてたに違いない

佑は
「だから、俺と付き合ってください」
と改めて言い直した


由美はよく状況が飲み込めないまま
思わず「...うん」と言ってしまった

由美はハッと我に返り
「い、いや..今のは..」
と訂正したが
すでに後の祭りだった


佑は
「マヂ?やった〜!んじゃ!よろしく」
と言って
来たときと同じように
スタスタと帰って行ってしまった

由美はヘタヘタとその場に座り込み

「どーしよう..」と消え入るような声で呟き


明日学校で必ず断らなきゃ
と強く決心した