次の日
由美はいつも通り学校に
行こうと思い、支度をしていたら
どこか鞄に違和感を感じた
よーく見てみると
鞄の横に付けていたストラップが
なくなっていた
昨日どこかで落としたのだろう
由美は
「あれお気に入りだったのに〜」
と嘆きながら
必死に探したが結局見つからなかった
由美はいつもの通学路を
肩を落としながらトボトボ歩いてると
「おはよ」
という声が聞こえた
由美は
「あ!美佳だ、よかった〜」
と思い
ストラップのこと話さなきゃ
と後ろを振り向くと
そこにはニコニコと笑っている
佑の姿があった
由美は
一気に気持ちがへこみ、思わず
「なんだ..あんたか..」
と漏らしていた
佑は
「なんだとは失礼だなあ〜
せっかくいいもの持ってきたのに」
とすねるような口調で言った
由美は興味がなかったが一応
「なに持ってきたの?」
と聞いておいた
佑はそれを聞いて嬉しそうに
「よくぞ聞いてくれました
これです!」
ジャジャ〜ンと口で効果音をつけながら
ポケットから何かを取り出した
由美はそれを見て思わず
「あっ!それ!」と叫んでいた
佑が持っていたのは
昨日なくしたと思っていた
ストラップだった
佑は
「昨日帰りにたまたま門のところで拾ってさ」
と得意げな表情で話した
「でも..よく私のだって
わかったね」
と由美は不思議そうに尋ねた
すると佑は
あの笑顔でクスクス笑いながら
「だって由美ちゃん
ストラップに名前書いてあるんだもん」
と言って爆笑した
由美は顔が熱くなるのを感じ
無言で佑の手からストラップを
引ったくった
佑はズンズン先に歩いてく
由美を見てクスッと笑い
走って追いかけていった
由美はいつも通り学校に
行こうと思い、支度をしていたら
どこか鞄に違和感を感じた
よーく見てみると
鞄の横に付けていたストラップが
なくなっていた
昨日どこかで落としたのだろう
由美は
「あれお気に入りだったのに〜」
と嘆きながら
必死に探したが結局見つからなかった
由美はいつもの通学路を
肩を落としながらトボトボ歩いてると
「おはよ」
という声が聞こえた
由美は
「あ!美佳だ、よかった〜」
と思い
ストラップのこと話さなきゃ
と後ろを振り向くと
そこにはニコニコと笑っている
佑の姿があった
由美は
一気に気持ちがへこみ、思わず
「なんだ..あんたか..」
と漏らしていた
佑は
「なんだとは失礼だなあ〜
せっかくいいもの持ってきたのに」
とすねるような口調で言った
由美は興味がなかったが一応
「なに持ってきたの?」
と聞いておいた
佑はそれを聞いて嬉しそうに
「よくぞ聞いてくれました
これです!」
ジャジャ〜ンと口で効果音をつけながら
ポケットから何かを取り出した
由美はそれを見て思わず
「あっ!それ!」と叫んでいた
佑が持っていたのは
昨日なくしたと思っていた
ストラップだった
佑は
「昨日帰りにたまたま門のところで拾ってさ」
と得意げな表情で話した
「でも..よく私のだって
わかったね」
と由美は不思議そうに尋ねた
すると佑は
あの笑顔でクスクス笑いながら
「だって由美ちゃん
ストラップに名前書いてあるんだもん」
と言って爆笑した
由美は顔が熱くなるのを感じ
無言で佑の手からストラップを
引ったくった
佑はズンズン先に歩いてく
由美を見てクスッと笑い
走って追いかけていった